「最近、雨が降るたびに雨樋から大きな音がする…」
そんなお悩みを抱えていませんか？

雨樋がうるさくなる原因の多くは、破損や詰まりによって雨水が地面にたたきつけられることが原因です。
そのまま放置しておくと音の問題だけでなく、雨漏りや外壁の劣化など、さらなる被害につながる可能性があります。

今回は、雨樋がうるさい原因を詳しく解説し、効果的な対処方法をご紹介します。気になる音を解消し、快適な住環境を取り戻しましょう！

雨樋がうるさい原因とは？

雨樋がうるさくなる主な原因は 「破損」や「詰まり」 によるものです。
本来、雨水は屋根から雨樋を通って地面までスムーズに排水される設計ですが、これが正常に機能しなくなると雨水が直接地面にたたきつけられ、大きな音が発生します。
以下で具体的な原因を見ていきましょう。

1.雨樋の破損

雨樋が破損している場合、雨水が漏れてしまい、落下した水が地面や外壁にぶつかることで 「バシャッ」「ドンドン」 といった音が発生します。
特に、樋の接続部分が外れていたり、割れている箇所があるとそこから水が勢いよく飛び出すため、大きな音につながります。

2. 雨樋の詰まり

雨樋の内部に 落ち葉やゴミが詰まっている と、雨水がうまく流れず溢れてしまいます。
詰まりがある状態では雨樋が排水能力を失い、屋根の高い位置から地面に直接雨水が落ちてしまうため、激しい音がします。

3. 雨樋の設置角度や劣化

雨樋が適切な勾配で設置されていない場合、水が溜まりやすくなり、詰まり同様あふれ出た場合などに大きな音がします。
また、雨樋自体が経年劣化していると、ひび割れや歪みが原因で同様の問題が起きやすくなります。

雨樋がうるさいときの対処方法

雨樋の音を解消するためには 原因に応じた適切な対策 を行うことが重要です。ここでは代表的な対処方法をご紹介します。

1. 詰まりの除去

雨樋が詰まっている場合は、まず ゴミや落ち葉を取り除きましょう。
ただし、ご自身で高所の作業をされることは厳禁です。
大変危険ですので、もし詰まりがひどい場合や高所作業が必要になる場合は、 必ず専門業者にご依頼ください。

2. 破損した雨樋の補修・交換

雨樋が割れていたり、外れている場合は補修や交換が必要です。
特に 樋の継ぎ目や接続部が破損 しているときは、放置するとさらに被害が拡大する恐れがあるため、早めの対応が求められます。

3. 定期的な点検とメンテナンス

雨樋のトラブルを未然に防ぐには 定期的な点検と清掃 が効果的です。
落ち葉が溜まりやすい秋の終わり、大雨や台風の後には雨樋の状態に注意し、5～10年に一度は専門業者に点検を依頼するようにしましょう。

雨樋の音を放置するとどうなる？

雨樋がうるさい状態を放置すると、以下のようなリスクがあります。

外壁材の劣化
雨水が地面や外壁に直接落ちると、外壁の塗膜が劣化し、カビや苔、ひび割れ等の発生につながります。

雨漏りのリスクが高まる
雨樋が正常に機能しないと、雨水が軒先や屋根裏に侵入し、雨漏りを引き起こす恐れがあります。
雨漏りは構造材の腐食やシロアリ被害を招くため、早期対応が重要です。

修理費用が高額になる
初期段階で対応すれば軽微な修理で済むことが多いですが、破損や劣化が進行すると全面交換が必要になるケースもあります。
結果的に修理費用が大幅に増加するため注意が必要です。

まとめ

雨樋がうるさくなる原因は主に破損や詰まりによる雨水の飛び出し です。
そのまま放置してしまうと、外壁の劣化や雨漏り、住宅全体の劣化につながる危険性があります。
原因を特定し、適切な対処を行うことでトラブルを未然に防ぐことができます。

私たち、街の屋根やさんでは無料にて雨樋などお住まいの点検やお見積りの作成を承っております。
雨樋などお住まいのメンテナンスでお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください！