屋根の下の防水紙はできるだけ高品質なものを選びましょう

【台風21号、台風24号で被災された方へ11/16更新】
台風21号、台風24号の被害に遭われた皆さまにお見舞いを申し上げます。現在でも台風21号、台風24号の被害により、多くのご相談とお問合せをいただいており、順治対応しております。皆さまにはご理解を賜りますようお願い申し上げます。
台風で屋根に被害を受けた方・受けたかもしれない方、どんなに建物がご心配でも屋根にはのぼるのは危険です。街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。可能な限りの応急処置もその場でいたします。

垂直に落ちてくる普通の雨の場合はともかく、横殴りの雨となると表面の屋根材の下に雨水が浸入してしまうこともあります。それでも雨漏りしてこないのは防水紙(ルーフィング)がそれ以上の浸入を防いでいるからです。雨漏りというと、表面の屋根材や問題が発生し、その下の防水紙にも問題がある場合、起こる病状なのです。
屋根葺き替え
各屋根材を詳細に観察すれば分かるのですが、屋根材の中にはその下に雨水が入り込みやすいものと入り込みにくいものが存在します。例えば、瓦棒や立平葺きといった金属屋根は屋根表面に隙間がありません。隙間があっても金属の端々を重ねて折り返し、共締めすることでそれを極力ゼロにしています。それに対し、スレート(コロニアル・カラーベスト)は屋根材の下端に通気のための隙間が設けられていますし、瓦屋根も同様です。こういった隙間を考えた場合、屋根材の下に雨水が浸入することを前提にした上での防水紙を選ぶべきでしょう。
粘着式アスファルトルーフィング
高級改質アスファルトルーフィング
屋根材は通常、野地板に釘やビスで固定されています。釘やビスは防水紙を貫通し、野地板へ届いているのです。防水紙が貫通する際に開けられた穴は自着作用で新しいうちは釘やビスなどに纏わりつき、隙間をつくりません。しかし、古くなってくるとその作用も緩まり、だんだんと隙間ができてきてしまうのです。できてしまった隙間から雨水が浸入すれば雨漏りへと繋がります。ゴムアスルーフィング(改質アスファルトルーフィング)や粘着式ルーフィングといった高品質な防水紙はその自着効果がいつまでも続き、浸水を極力抑えるのです。表面の屋根材とは違い、見えないところですが、こちらも重要視してほしい部分です。