筑波大の屋根落下はボルトの腐食が原因だった


皆様は2017年12月に起こった筑波大学での屋根落下事故を覚えているでしょうか。建物どうしをつなぐ連絡通路の屋根、長さ約17メートル、重さ13トン余りの屋根が壊れて落下したというものです。幸いにも怪我人はいませんでしたが、その大きさと13トン余りという重さに恐怖を感じずにいれません。
筑波大学
大学外の専門家を含めた調査チームはこの事故の原因を「建物と屋根をつないで固定するボルトが雨水などにより腐食し、一部が欠けたりして、屋根の重さを支えられなくなった」こととしています。落下した屋根は1975年に建設され、点検や補修が行われてきたそうですが、腐食したボルトは金属の板などで塞がれており、目視による点検は行われていなかったということです。
トンネル
開通から20年以上のアクアライン
現在、そしてこれから、日本は未曾有のインフラ危機にさらされると言われています。高度成長機に作られた道路や橋が耐用年数の50年を越えるところが多くなり、その大幅改修が必要なのですが、国・地方自治体ともに予算がない状態なのです。大幅な改修をしたとしても人口が減少している状態では経済効果が薄いため、どこも躊躇しているという状態のようです。通れない道路、渡れない橋、これらを未来に残しておいてもいいのでしょうか。政治家だけでなく、私達一人一人が考える時期に来ているのかもしれません。