東日本大震災で失われた屋根材、モニエル瓦と天然スレート


皆様が知っての通り、地震では非常に多くのものが失われていきます。建物などの建築物や財産はもちろんのこと、大地震では非常に多くの人命も失われてしまいます。現在、セメント瓦やモニエル瓦などは在庫がなく、割れてしまうと非常にメンテナンスが困難です。多くは製造中止がその理由ですが、実は製造中止後も在庫は豊富にあったという話もあります。それが大震災をきっかけになくなってしまったのです。
東に日本大震災による津波
モニエルは海外の会社で日本から撤退し、瓦などはすべて生産中止となりました。しかし、販売代理店などがメンテナンスのためにかなりの数の在庫を倉庫に用意してくれていたのです。その在庫は東日本大震災で崩れ去り、瓦礫と化してしまいました。また、国内産の天然スレートの産地だった宮城県は東日本大震災で一番、被害を受けた地域です。こちらもほとんどのスレートが瓦礫となってたしまいました。東京駅の屋根にはこの宮城産のスレートが使われていましたが、地震の影響を受け、完成が1年遅れたそうです。しかも、手に入らなかったためスペイン産の天然スレートが使われたとも言われています。
天然スレート
モニエル瓦
こういった大地震で大変残念なのが、社会的にも価値のあった事業が継続できず、廃業となってしまうケースです。宮城県の天然スレートは壊滅的な打撃を受けましたが、現在でも事業継続している会社が残っています。