日当りが良くても屋根に苔が生える理由


ちょっと古くなったスレート(カラーベスト・コロニアル)屋根には必ずといっていいほど、苔が生えてきます。これは古くなって水切れが悪くなり、苔が育つための水分が屋根の上に滞留してしまうからです。水分が滞留してしまうといっても、日中はほぼ全面に日が当たっている屋根の上に苔が生えてしまうのは不思議な話ですよね。そもそも苔は湿気を好む植物ですし、屋根の水切れが悪くなったといっても、日中は数時間もほぼ乾いてしまうはずです。
苔の生えたスレート屋根
苔の生えたスレート屋根2
「苔は日当りが悪いジメジメとしたところを好む」… 誰かに教えられたのか、経験則でそう思い込んでしまったのかは不明ですが、ほとんどの方がこれを常識と思っています。実はこれ、半分正解で、半分は間違いです。正しくは「苔は日当りが悪いジメジメとしたところを好む種類もあれば、日当たりが良いところを好む種類もある」なのです。
スギゴケ
屋根塗装で苔を防ぐ
1日の半分以上、日が当たる全日照を好む苔はスナゴケやスギゴケがあります。このうち、スナゴケはビルなどの屋上緑化へ利用が検討されるほどの太陽好きなのです。日当たりの良い屋根の上に生えるのはスナゴケやスギゴケです。これらを防ぐためには屋根塗装によるメンテナンスで防水性を維持する必要があります。日当りが良くても屋根に苔は生えるものだと理解しておきましょう。