台風で怖いのは豪雨と強風と高潮

【台風21号、台風24号で被災された方へ11/16更新】
台風21号、台風24号の被害に遭われた皆さまにお見舞いを申し上げます。現在でも台風21号、台風24号の被害により、多くのご相談とお問合せをいただいており、順治対応しております。皆さまにはご理解を賜りますようお願い申し上げます。
台風で屋根に被害を受けた方・受けたかもしれない方、どんなに建物がご心配でも屋根にはのぼるのは危険です。街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。可能な限りの応急処置もその場でいたします。

現在、台風7号が日本に接近中です。夏の気圧配置の影響を受けてか、進路は日本海側を通ることが予測されています。充分、ご注意ください。台風はその風速と雨量、強風と豪雨がハイライトされることが多く、そのためか私達も「強風で屋根に被害があると嫌だな」、「豪雨で道路が冠水すると困るな」と考えがちです。しかし、もっと深刻な災害があることをご存知ですか。それが高潮被害です。
台風の荒波
高潮被害を簡単に説明しますと、台風などの巨大な低気圧が接近することによって海面が大気圧が少なくなり、海面が持ち上げられるという現象です。普段の大気圧は1013hpaで、気圧が1hpa減ると海面は1cm上昇すると言われています。950hpaの大型の台風となると、実にこれだけで約60cmも海面が上昇してしまうのです。約60cm、大したことないように思う方もいらっしゃると思いますが、海は潮の満ち干きがあり、満潮と干潮の差は最大で50cm以上にもなります。台風と満潮が重なると約110cm、さらに強風が加われば、とんでもない波の高さになってしまうのです。
木更津駅
防潮扉
1969年の伊勢湾台風では高潮被害で328人の犠牲者が出たそうです。また、大正時代の木更津市では木更津駅から数十メートルのところまで海水が冠水してきた記録も残っています。911hpaの超巨大台風が発生した場合、千葉市中央区沿岸部と美浜区ほぼ全域は高潮被害に遭うと予測されており、2m未満の浸水深となると言われています。海の近くにお住まいの方は高潮被害にも警戒する必要があるのです。