スレート瓦の端の変色、雨漏りを予告するサインかも

【台風21号、台風24号で被災された方へ12/8更新】
台風21号、台風24号の被害に遭われた皆さまにお見舞いを申し上げます。現在でも台風21号、台風24号の被害により、多くのご相談とお問合せをいただいており、順次対応しております。皆さまにはご理解を賜りますようお願い申し上げます。
台風で屋根に被害を受けた方・受けたかもしれない方、どんなに建物がご心配でも屋根にはのぼるのは危険です。街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。可能な限りの応急処置もその場でいたします。

スレート(カラーベスト・コロニアル)屋根を点検していると時折出会うのが部分的な変色です。下の画像のように1枚1枚の端の部分が変色しているというものです。同じような築年数でもこういった変化が出ている屋根もあれば、出ていない屋根も存在します。どうして、端部の変色は起こってしまうのでしょうか。
端部が変色しているスレート屋根
このような変色の理由として考えられるのが、雨水の滞留です。そこの部分に雨水が長いこと滞留していたために染みのように変色してしまったのです。確かにスレートとスレートの重なりである端部には段差があるため、雨水が留まりやすい場所です。しかし、雨水が留まりやすい場所なのに変色が起こっていないスレート屋根も存在します。変色が起こっていないスレート屋根は変色が起こっているものよりもここに雨水が留まりにくいということです。
縁切りされていないスレート屋根
雨水が浸入していた小屋裏
スレートの重なり部分には適切な隙間を設けなければなりません。隙間を設けることによって、スレートの下に入り込んでしまった雨水を排出しているのです。また、適切な隙間は毛細管現象による雨水の吸い込みも防止します。スレート屋根に適切な隙間を設けることを縁切りと言います。縁切りを行うことによって、雨水を排出し、雨水を吸い込まないようにして、雨漏りを防いでいるのです。

こちらの屋根は縁切りが行われておらず、適切な隙間がありませんでした。そして、やはり雨漏りしていました。ご自宅がスレート屋根の方で端部だけが変色している場合は縁切りされていない可能性があります。まずは専門業者に相談してみましょう。