千葉市中央区のお客様より「屋根に茶色い汚れが目立ってきたので点検してほしい」とご相談をいただき、化粧スレート屋根の調査を行いました。屋根に上がるとお客様が仰っていた茶色い汚れというのは苔やカビだという事が分かりました。調査日は晴天で写真だと陽当たりが良いように見えますが、こちらの屋根は北側の屋根になり日照時間の短い方角になります。苔やカビはジメジメした場所に発生するイメージがあると思いますが、屋根の上にも発生します。屋根の上は確認し難い場所になり、こちらのお客様邸のような状態でご相談をいただく場合も少なくありません。陽当たりが悪い上に塗装が剥がれ防水性が低下してくると、水分を吸収しやすくなりますので苔やカビが発生してしまいます。美観を気にされない方はこのまま放置してしまう事が多く、塗装の劣化が進行してしまうと苔やカビの範囲は拡がり化粧スレートも傷んでしまい、塗装では保護できない状態になる前に屋根塗装を行いましょう。
調査を進ねめると、棟板金の釘の浮きを発見しました。釘が錆びており抜けそうな状態になっています。棟板金は風の影響を受けやすく台風などの強風や突風により飛散しやすい部分になります。このような状態になってしまうと固定する力が当然弱くなっています。すぐに飛散しなくても徐々に棟板金が歪んだり浮いてきますので、気が付かなかったり放置してしまうと、いずれ飛散してしまいます。棟板金の下にはルーフィングが葺かれていますが、飛散してしまうと雨漏りに繋がります。棟板金は屋根を守る役割をしていますので、重要な部分になります。釘が浮いているという事は棟板金を固定している貫板が腐食している場合が多いので、釘やビスで留め直しても耐久性が期待できません。ですから、お客様には棟板金の交換と屋根塗装をご提案しました。
屋根調査・屋根工事のご相談は、街の屋根やさん0120-990-366にお問い合わせください。調査・お見積りは無料です。お気軽にお問い合わせください。スタッフ一同心よりお待ちしております。